足立名所(今昔・音頭)甚句

足立名所(今昔・音頭)甚句は、東京足立相撲甚句会詞です。
平成20年10月12日に、あだち区民祭り「A-festa」で初発表されました。足立区文化交流会 歌詞を知りたいなど好評でした。

また、読売新聞江東版16日付け朝刊紹介掲載と詩概要掲載されました。
平成21年2月20日、足立朝日新聞にて紹介とともに全歌詞掲載されました。また舎人地区の学びのガイドブック「舎人学習センター つくし」で特集、各配布されました。
平成21年5月2日には文化放送「団塊倶楽部」に出演、ゲスト小椋佳さんとトーク、唄歌詞前半披露いたしました。

その後もご当地のソングとしてメデイアにも幾度か取り上げられ、出演の機会に所望もされ、又進んで唄い、関心度がまし、当詞をもとに「足立名所」巡りをした声もお聞きしました、嬉しい限りです。ぜひご利用下さい。

また、この甚句を聞いて歌詞書きをほしいというご意見や、歌詞をもとにこの近所にこんな名所や史跡があるので入れてくださいというご意見ほか多々あり、反響の大きさに驚きました。
これらのご要望をお聞きした新甚句「足立のあけぼの」を、会員一同懸命に習得に努めています。機会がありましたらぜひお聞きください。

なお、昭和七年に東京都足立区が成立しましたが『足立』という地名は天平木簡に“足立”と記されています。

足立名所(今昔甚句)甚句

       詞 林 太 一  
あ~足立名所を 甚句にとけばヨ
あ~地名は天平 木簡に 
  芭蕉が旅立つ 千住宿
  日光詣での にぎわいを
  閻魔が守る 勝専寺
  鉄路を交える 北千住
  横に結ぶは 環七で
  江戸城へつなぐ 日光道
  槍り掛けの松で 一休み
あ~痩せ蛙  (ハッケヨイ)
  一茶が句を読む 炎天寺
  広重休むは 東岳寺
 藤と牡丹の お大師さん
  酉の市なら 花畑の
  大鷲神社が 起源成る
  舎人氷川神社の 昇り竜
  今はライナー夢乗せて
  新鮮青果と 花市場
  五色桜にホホ染めて
  足立姫は 何想う
  二千年もの 夢覚めて
  優美に開く 大賀蓮
  今の世代に 何語る
  天地に映える 足立花火
  相撲じゃ 玉ノ井部屋ヨホホイ
あ~境川部屋ヨ

売りッきれ(ハヤシ唄)

   
あ~今の言葉で申すなら
  昔ヤッチャ場 今市場
  あの子はもがきだ 気が焦り
  一声遅れて
  売りッきれ 売りッきれ


    
平成十九年十月 区民祭り発表
補作中二十二年五月 更新
特に地名行、諸説により変更